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介護予防運動指導員とは | 仕事内容・資格について解説

介護予防運動指導員とは | 仕事内容・資格について解説

役割・仕事内容
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高齢化社会において「介護を予防する」という考え方が浸透した中、専門的な知識や経験をもった人材が求められています。介護予防運動指導員は要介護にならないよう予防・指導するスペシャリストであり介護業界で需要が高まってきてる資格の一つになります。

介護予防運動指導員とは

介護予防運動指導員とは、高齢者が要介護状態になることを未然に防止し、老化と共に衰える筋肉や様々な身体低下を防ぎ生き生きとした生活を送るための指導をするスペシャリストです。高齢者の身体機能を十分に活かした筋肉向上トレーニング・転倒予防などプログラム作成や指導を行い自立した生活習慣を確立します。

資格を取得するには

介護予防運動指導員の資格を取得するには地方独立行政法人、東京都健康長寿医療センターが民間資格として認定を行っており、31.5時間の研修を受講し修了試験に合格することで資格を取得することができます。

介護予防運動指導員の受験資格

介護予防運動指導員を取得するためには指定された医療・介護資格を保有している必要があります。 また訪問介護員、初任者研修修了者は実務経験が2年以上必要となってきます。

受験に必要な資格

  • 医師、歯科医師、薬剤師
  • 保健師、助産師、看護師、准看護師
  • 臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、健康運動指導士等
  • 社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士
  • あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師
  • 栄養士
  • 介護支援専門員、介護職員基礎研修課程修了者
  • 訪問介護員2級以上で実務経験2年以上の方
  • 実務者研修修了者
  • 初任者研修修了者で実務経験2年以上の方
  • 上記国家資格の養成校等の卒業見込みかつ資格取得見込み者(国家試験受験者)

介護予防運動指導員養成講座のカリキュラム内容

介護予防運動指導員の研修では高齢者のための介護予防、筋力向上トレーニング、転倒予防、尿失禁予防、認知症予防など、高齢者の健康維持につながる知識を幅広く実習を含みながら学ぶことができます。研修は31.5時間ほどのため3日程度で終えることことができます。

科目 時間 内容
老年学 講義 0.75 老年学の概要
介護予防概論 講義 0.75 介護予防の概要と介護予防が目指す社会の変化
地域づくりによる介護予防論 講義 0.75 地域づくりによる介護予防の意義と専門職の役割
高齢者の社会参加と介護予防 講義 0.75 社会参加が心身の健康に及ぼす影響
介護予防・日常生活支援総合事業
介護予防コーディネーション
講義 0.75 介護予防コーディネーションと介護予防
事業評価の概要
行動科学特論 講義 0.75 行動科学の概要と健康行動の定着を促す
具体的な手法
介護予防評価学特論 講義 1.5 介護予防評価の概要と評価法の習得
介護予防評価学実習 実習 1.5 介護予防評価の概要と評価法の習得
介護予防統計学 講義 1.5 データの種類の区別と基本的な検定方法
リスクマネジメント 講義 1.5 リスクマネジメントの概要と対処法
高齢者筋力向上トレーニング特論 講義 1.5 高齢者における筋力向上トレーニングの概要と包
高齢者筋力向上トレーニング実習 実習 4.5 高齢者における筋力向上トレーニングの概要と包括的高齢者運動トレーニングプログラムの習得
転倒予防特論 講義 1.5 転倒予防の概要と転倒予防プログラムの習得
転倒予防実習 実習 1.5 転倒予防の概要と転倒予防プログラムの習得
尿失禁予防特論 講義 1.5 尿失禁予防の概要と尿失禁予防プログラムの習得
尿失禁予防実習 実習 1.5 尿失禁予防の概要と尿失禁予防プログラムの習得
高齢者栄養改善活動特論 講義 1.5 高齢者栄養改善活動の概要と栄養改善プログラムの習得
口腔機能向上特論 講義 1.5 高齢者の口腔機能の概要と口腔機能向上プログラムの習得
口腔機能向上実習 実習 1.5 高齢者の口腔機能の概要と口腔機能向上プログラムの習得
フレイル・サルコペニア予防特論 講義 0.75 フレイル・サルコペニアの概要と予防法
認知症予防特論 講義 1.5 認知症予防の概要と認知症予防プログラムの習得
認知症予防実習 実習 1.5 認知症予防の概要と認知症予防プログラムの習得
うつ・孤立・閉じこもり予防特論 講義 0.75 高齢期のうつと社会的孤立、閉じこもりの概要

参考元:東京都健康長寿医療センター研究所

修了試験の難易度は?

介護予防運動指導員の合格率は発表されていません。修了試験の問題は研修内容から出題されるため、しっかり講義を受けることが合格への近道です。万が一試験に落ちたとしても1年以内なら再受験が可能になりますので、諦めずにチャレンジしましょう。

更新手続きについて

介護予防運動指導員の資格は取得しても3年に1度更新手続きが必要となります。更新前には登録更新のお知らせが届きますので届いたら更新手続きを行いましょう。

更新について
更新料 3000円
有効期限 3年間

介護予防運動指導員のメリット

介護予防運動指導員養成講座では高齢者の介護予防について学ぶことができます。介護職員としてのスキル向上に加え、利用者さんの健康寿命を延ばすことにも繋げることができます。

活躍できる施設が増える

介護予防運動指導員は総合病院やリハビリセンターなどの医療機関、介護予防教室、老人介護施設や訪問センターなどトレーニングを提供している施設など多岐に渡ります。

資格を取得することで介護施設以外にも病院やフィットネスクラブなど働くことのできる施設の幅がグッと広がるでしょう。

資格手当で給与アップ

介護予防のニーズが増え続けるなかで介護予防運動指導員の資格をもった人材が不足し続けています。特にリハビリテーション施設では有資格者が不足しており資格手当が出ることもあります。こういった背景の中で資格を持っていると採用ニーズが高まり転職しやすくなります。

まとめ

高齢者が健康的に過ごせるようにサポートすることは今後も需要が高まってくると予想できます。介護職のステップアップとして介護予防運動指導員を取得し介護予防を指導してみてはいかがでしょうか。

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